前回に引き続き新生児の病についてご紹介します。
不当軽量児
・不当軽量児は別名、子宮内発育遅延児とも言います。
母親のお腹の中に充分な時間いたにも関わらず、体重が少なく生まれた赤ちゃんのことを不当軽量児と言います。
つまり、充分に発育せずに生まれてきた赤ちゃんですから、発達の遅れがあります。
その為に、仮死状態で生まれてくるということもあります。
要因としては、母親が重度の妊娠中毒症になった場合、赤ちゃんへの栄養供給がうまくいかずに起こるといわれていますが、はっきりとした要因はわかっていません。
赤ちゃん側の要因としては、染色体の異常といわれています。
症状としては、低出生体重児と同じように皮下脂肪が少ないために痩せています。
新生児集中治療室での治療が必要とされます。
巨大児
・巨大児とは、出生時の体重が4000g以上の赤ちゃんのことを言います。
この場合、体重が多いだけなら問題はありません。
しかし、異常があれば別です。
一般に赤ちゃんが大きすぎる場合難産の要因になりやすく、分娩障害を起こすこともあります。
この場合、呼吸障害等による新生児仮死が心配されます。
新生児仮死とは自力で呼吸することができないために仮死状態になってしまうことです。
要因としては、母親の糖尿病といわれていますので妊娠中の自己管理が重要となります。
症状としては、髪の毛も生えていて体が大きく太っています。
退院後も、呼吸障害や低血糖症等が心配されますので、定期的な健診を受けましょう。


